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【ボクシング】威圧感十分のサングラス姿の山根氏 「会長のおかげで」が慣例

進退に関する声明発表の会場に入る日本ボクシング連盟の山根明会長=8日午後、大阪市
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 日本ボクシング連盟の会長を辞任すると表明した山根明氏の強烈な個性は、ボクシング界では有名だ。平成23年に会長就任。紋付きはかまや、純白のスーツを着用してのサングラス姿は威圧感十分。国際大会などで、勝った選手は「山根会長のおかげで勝てました」とあいさつに向かうのが慣例となっていた。

 権威を振りかざすような行動、言動は周囲との不和を生んだ。今回の問題で、ロンドン五輪ミドル級金メダルの村田諒太選手との溝が表面化。関係者によると、韓国合宿で山根氏は村田選手を劣悪な宿に泊まらせるなど、十分な練習環境を与えなかったという。五輪を制した際に、亡くなった高校時代の恩師への謝意を述べ、自分の名前を挙げなかったことに強い怒りを示した。

 プロ関係者によると、かつてプロとアマが同時に開いていた年間優秀選手の表彰が分離したのは、山根氏の要望が理由。アマ優先で実施し、自らが拠点を置く大阪での開催を主張したという。この関係者は「その時によって考え方が変わって、よく分からない」と評した。

 「絆」という言葉を大切にする一面もあり、信義を尽くす選手には手厚く世話した。国際ボクシング協会(AIBA)との関係も良好で、ジャッジなど国際試合の潮流などの情報収集に強かった。反会長派の関係者は「営業力はすごい。山根さんが会長になって、日本が海外で勝てるようになったのは事実。嫌いではないんだけど」と話した。

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