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認知症運転、逮捕して車押収 説得応じず、神奈川県警が事故懸念

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認知症運転、逮捕して車押収 説得応じず、神奈川県警が事故懸念

 認知症の疑いがあるのに周囲の説得を聞かず、車の運転を続けていた神奈川県鎌倉市の男性(69)について、事故を懸念した神奈川県警大船署が車検切れによる道路運送車両法違反の疑いで現行犯逮捕し、車を押収していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。男性は釈放され、認知症との診断が出ており、立件は見送る見通し。

 同署幹部は「本来は本人と話をして運転をやめてもらうべきで、残念なやり方になってしまった」としている。埼玉県内に住む男性の弟(65)「人を傷つけたり高速道路を逆走したりする可能性もなくはない。やむを得なかった」とした。

 捜査関係者によると、7月上旬、男性が車検を受けようとして訪れた自動車販売店で会話がかみ合わず、店が市を通じ同署に相談。男性は1人暮らしで、弟や福祉関係者が車を運転しないよう説得したが応じなかった。同署は同30日、車検切れの状態で乗用車を運転したとして、男性を自宅近くで現行犯逮捕。車は押収し釈放後に弟に返還した。

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