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【栃木女児殺害】取り調べの録音・録画Q&A 可視化、対象事件を拡大

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【栃木女児殺害】
取り調べの録音・録画Q&A 可視化、対象事件を拡大

栃木小1女児殺害事件の控訴審判決が言い渡された東京高裁の法廷。後列中央は藤井敏明裁判長=3日午前(代表撮影) 栃木小1女児殺害事件の控訴審判決が言い渡された東京高裁の法廷。後列中央は藤井敏明裁判長=3日午前(代表撮影)

 栃木小1女児殺害事件の裁判では、取り調べの録音・録画(可視化)の扱いが争点だった。

 Q 可視化とは

 A 警察や検察が取り調べで、容疑者に自白を強要していないか確認できるよう、取調室にビデオカメラを置いて、やりとりを録音・録画することだ。

 Q なぜ行われるようになったのか

 A 裁判ではよく、強制ではなく、自分の意思で「任意」に犯行を自白したかどうかが争われる。平成21年の裁判員制度開始を前に、任意性の争いで裁判が長期化しないよう、検察が18年から試行を始めた。

 Q 可視化は広がっているのか

 A 当初は重大事件の取り調べの一部だけだったが、対象事件を拡大したり取り調べの全過程に範囲を広げたりしている。28年成立の改正刑事訴訟法は、裁判員裁判事件と検察の独自捜査で31年6月までに全過程可視化を義務付けた。

 Q 裁判ではどう使われているのか

 A 自白の任意性の証拠として、法廷で映像と音声が再生されることがある。内容が本当か嘘か「信用性」の判断にも使われる。

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