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取り調べ「録音録画」扱いも争点に 栃木女児殺害控訴審判決

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 栃木女児殺害事件の控訴審では、取り調べの録音・録画(可視化)を証拠として用いたことの是非も争点の一つとなっている。

 1審では、取り調べ録画が7時間以上にわたって再生された。判決は「実際に体験した者でなければ語ることのできない、具体的で迫真性に富んだ内容」とし、被告の供述態度は「殺人に全く関与していない者があらぬ疑いをかけられたとしては極めて不自然」と指摘。裁判員経験者も判決後、「映像が判断の大きな割合を占めた」と話した。

 録画は「強制ではなく自分の意思で供述したか」という任意性を判断するための補助証拠として採用されたが、弁護側は「偏見を与える」として補助証拠としても用いるべきではないと反発。あるベテラン刑事裁判官は「どこを切り取るかで判断に差が出る可能性がある」と話す。

 藤井敏明裁判長は平成28年8月、強盗殺人事件の控訴審判決で、弁護人の同席なく行われる取り調べの様子を映像で見るのは、法廷での被告人質問と異なり「直感的な判断に陥りやすい」と指摘していた。

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