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【オウム死刑執行】解明なき終幕 「一つの区切り」「心残りも」 捜査・司法関係者の思いは

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 「あなたの弟子だった人が証言してほしいと言っているのに、誠実に対応する気はないんですか」

 三上氏も迫ったが、証言は得られないまま尋問は終了。「事件で何があったのか、大体のことは裁判で究明できたと思う」と、元教祖が口をつぐんだことによる事実認定への影響は限定的だと見ているが、心残りもある。「自分を信じて帰依した信者に対してきちんと話してほしかった。非常に卑怯(ひきょう)な男だし、同時に、それを信じた被告人たちは気の毒だなと思った」

■「ひとつの区切り」

 オウムとは何だったのか。先の元検察幹部は「一連のオウム事件を総括するのは非常に難しい。すべて明らかにできたかといえば、必ずしもそうだとは言えない。しかし、捜査に携わった警察や検察は、できるだけのことはやったと考えている」と話す。

 一方で、オウムは警察庁長官銃撃事件の関与も疑われた。警視庁公安部は時効成立時に「オウムのテロ」とする捜査結果を公表。オウムの後継団体「アレフ」が名誉を傷つけられたとして提訴、東京都への賠償命令が確定し真相は闇のままだ。

 公安部の元捜査員は「執行は一つの区切り」としながらも、「最後の最後に事件について語ってくれないかと願っていたが、執行によって完全に真相解明の道は絶たれた」と語った。

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