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【オウム死刑執行】20日後に6人一斉執行、なぜ? 死刑逆風の中で毅然たる姿勢

オウム真理教元幹部らの死刑執行を受け、会見する上川陽子法務相=26日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)
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 元教祖、麻原彰晃元死刑囚ら7人の死刑執行から20日後、岡崎(現姓・宮前)一明死刑囚ら6人の死刑が執行された。なぜこの時期なのか。

 死刑囚は拘置所内で新聞やラジオのニュースを見聞きできる。関係者によると、6人は6日の「7人執行」を把握していたとみられ、法務省内では心理的負担や自殺の恐れなどを考慮し、「執行まで間を空けるのは望ましくない」(幹部)と考えられていた。

 9月には自民党の総裁選が予定され、内閣改造で法相が交代する可能性もあった。法相によっては執行命令に難色を示すケースもあるため、上川陽子法相下で「平成を象徴する犯罪は平成の時代に」(法務省幹部)決着をつけた形だ。元死刑囚らの遺骨の神格化も危惧(きぐ)され、公安当局が後継団体の動向を注視してきたが、現時点で信者らに危険な兆候はみられず、2度目の執行に支障がないとの判断も働いたとみられる。

 ただ、拘置所職員や13人もの執行命令書に署名する上川氏の「心理的負担も大きい」(関係者)ことから一定期間を置いて執行したとされる。同一事件の共犯者は同時執行が慣例だが、13人を同時に執行するのは拘置所の施設設備などの関係上、不可能だったことに加え、大量執行は「ジェノサイド(大量殺戮(さつりく))」などと国際的な批判を招く懸念もあり、7人と6人の2回に分けざるを得なかった。

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