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【オウム死刑執行】遺骨争いに聖人扱い 公安、6人の神格化懸念

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 沈黙を貫いてきた麻原元死刑囚がなぜ四女を指名したのか。アレフでは、成人した次男を正式に教祖に迎えようとする動きがあったが、三女が反対。三女に同調した幹部が除名されるなど教団運営に混乱が生じたといい、専門家は「自分の遺骨を利用されることを嫌がった」(元警視庁公安部の江藤史朗氏)とみる。

 遺骨受け入れを表明している四女側は遺骨の神格化を懸念し太平洋に散骨する方針だが、法務省は訴訟に発展する可能性もあるため「当面は東京拘置所で預かる」(幹部)としている。

 一連の事件を受け、政府はオウム真理教に対し破壊活動防止法(破防法)に基づく「解散指定」を請求したが、公安審査委員会は平成9年、請求を棄却。アレフと、元幹部の上祐史浩代表が設立した「ひかりの輪」など3団体は「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律(団体規制法)」に基づく観察処分の対象となった。

 公安調査庁は麻原元死刑囚ら7人の死刑が執行された6日、特別調査本部を設置し、アレフなどの監視態勢を強化した。現時点で信者らに危険な兆候はみられないが、今も麻原元死刑囚に帰依する信者は少なくなく動向を注視している。

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