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茨城女子大生殺害 フィリピン人被告、被害者や遺族に謝罪も不明瞭な回答に終始

ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(フェイスブックから)
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 平成16年1月、茨城大農学部2年の女子学生=当時(21)=が殺害された事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死の罪に問われたフィリピン国籍のランパノ・ジェリコ・モリ被告(36)の裁判員裁判第2回公判が18日、水戸地裁(小笠原義泰裁判長)で開かれ、弁護側と検察側による被告人質問が行われた。

 弁護側、検察側はそれぞれ犯行時の行動や心情などについて質問を重ねたが、ランパノ被告は「覚えていない」「分からない」と繰り返すばかりだった。争点となっている刃物で傷つけた回数などについては、争う姿勢を崩さなかった。

 検察側から「捜査段階で供述したことについて『覚えていない』ということが多いのではないか」と指摘を受けるほど、ランパノ被告は事件の詳細について不明瞭な回答に終始した。

 一方、弁護側から反省の念について問われると、「後悔している。被害者や遺族に申し訳ない」と述べた。「自分に子供ができて被害者や遺族の苦しみが分かるようになったか」という問いに対しては、弱々しくうなずきながら「はい」と答えた。

 19日には裁判官らによる被告人質問と論告、弁論が行われ、25日に判決が言い渡される。

 起訴状によると、ランパノ被告は16年1月31日午前0時から同6時半ごろまでの間、フィリピン国籍の男2人と共謀し、茨城県阿見町の路上で、女子学生を車に連れ込み、同県美浦村舟子の清明川に向かう車内で暴行を加え、手などで首を絞めた。さらに、清明川の河口付近で首を刃物で複数回切り、胸部を先のとがったもので複数回突き刺して殺害したとしている。

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