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【東京五輪】「子供たちに走らせたい」 桜咲く国道6号に聖火を リレー出発点の福島は歓迎 

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 2020年東京五輪の聖火リレーの出発点に決まった福島県内では12日、復興をアピールする機会として歓迎する声が上がった。5年前に五輪の東京開催が決まった翌日から、沿岸を走る国道6号での聖火リレーを中高生らと要望してきた同県広野町の西本由美子さん(65)は「子供たち全員を走らせてあげたい」と目を輝かせた。

 西本さんは東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を目指し、地元の中高生らと福島の浜通り沿いを走る国道6号に桜の木2万本を植樹する活動を続けている。県内の全長は163キロ、避難区域に指定された双葉郡も通る。すでに約1万本を植えた。

 植樹とともに清掃活動も行う。合言葉は「故郷を原発の町ではなく世界一美しい桜の町に」。そんな国道6号で「聖火リレーをやろう」と言い出したのも、高校生だった。

 「原発事故という大人たちが残した負の遺産を、子供たちは草を刈り、ごみを拾い、桜を植えて必死で変えようとしてきた。ご褒美だと思って、聖火を手に走らせてあげてほしい」と西本さんは願っている。

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