産経ニュース

「現場の意識向上が重要」 放射性物質のテロ対策強化で規制委員長

ニュース 社会

記事詳細

更新


「現場の意識向上が重要」 放射性物質のテロ対策強化で規制委員長

記者会見する原子力規制委の更田豊志委員長=11日午後、東京都港区 記者会見する原子力規制委の更田豊志委員長=11日午後、東京都港区

 原子力規制委員会が11日、病院や会社、研究施設などに義務付けるテロ対策強化の詳細内容を了承したことについて、更田豊志委員長は同日午後の定例記者会見で「現場の意識が高まることが何より重要だ」と述べた。規制委は、医療機器や非破壊検査装置に使われている放射性物質約200種類を盗難防止対策の対象とする方針を了承。2020年の東京五輪・パラリンピックに先立つ19年9月に関連法令を施行する。

 更田氏は、01年の米中枢同時テロに触れ、放射性物質を公共の場でまき散らす「汚い爆弾」などのテロ発生に関し「国際的に脅威が高まっている」との認識を示した。

 規制委は、テロに悪用されるとリスクが高い放射性物質を「特定放射性同位元素」と定めた。約200種類を保有する病院など全国約500事業者に対し、盗難防止対策として監視カメラを設置するなどして厳重管理をするよう求める。

「ニュース」のランキング