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【オウム死刑執行】「やっと区切り」「風化させない」 周辺住民ら

松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚らの刑が執行された東京拘置所=6日午後、東京都葛飾区(宮崎瑞穂撮影)
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 「区切りが付いた」。死刑囚が収容されていた拘置所や、オウム真理教の後継団体「アレフ」などの関連施設周辺では6日、住民らが死刑執行に胸をなで下ろす一方、事件の記憶の風化や今後の信者らの動向を気にする声も上がった。

 麻原彰晃死刑囚の死刑が執行された東京拘置所前には朝から報道陣が集結し、騒然となった。

 近所に住む無職男性(84)によると、麻原死刑囚の死刑確定以降、信者とみられる人たちが拘置所のまわりを周回するなどの動きが確認され、男性は「治安面で不安だったが、やっと区切りがついた」とほっとした表情で話した。

 足立区入谷でアレフの退去を求める住民協議会の水上久志会長(73)は「ようやくここまで来た」と安堵する一方、「(麻原死刑囚の)遺骨がこちらへ来るという噂もあり、活動が過激化する不安もある」と警戒を強める。

 《私たちのまちにオウムは要らない》。同区保木間のアレフ施設前に横断幕を掲げる南保木間町内会の浜名良実会長(80)は、「事件を風化させてはならない」と力を込めた。

 一方、国内最大拠点とされる札幌市白石区の施設は朝、白いカーテンが閉め切られたまま。町内会の男性役員は「これからどうなるのか」と不安を口にした。

 アレフから分派した「ひかりの輪」は東京都世田谷区南烏山のマンションに本部を置いており、「世田谷区をオウムから守る会」の小俣善紀会長(78)は「信者は早く目を覚まし、解散して社会に戻ってきてほしい」と話した。

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