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【オウム死刑執行】「ようやく、この日来た」 捜査関係者、麻原死刑囚の神格化を警戒

山梨県上九一色村(当時)のオウム真理教総本部に捜索にカナリアを入れた鳥かごを持って向かう捜査員=1995年3月22日
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 「平成史に残る一日となった」。オウム真理教の事件捜査に当たってきた捜査当局の関係者たちは、麻原彰晃死刑囚らの死刑執行を重く受け止めた。一方で、なお活動が活発な後継団体で、麻原死刑囚の存在が神格化することを懸念する声も上がった。

 当時、捜査に関わった検察幹部は「あれだけの犠牲者を出す事件を起こしたオウム7人の死刑が執行された7月6日は、平成史に残る一日となった」と感慨深い様子で話した。

 執行された死刑囚の公判を担当した別の検察幹部も「ようやくこの日が来たが、とても長い年月がたったように感じられる」と漏らした。

 オウム捜査に携わった警視庁幹部は「麻原死刑囚を先に執行すると思っていた。7人執行は驚いた」と感想を口にした。一連の事件を振り返って「予兆がありながら、サリン事件などを防ぐことができなかったことが悔やまれる」と反省を述べ、「二度と同様のことを繰り返さないため、兆しを見逃さない情報収集、分析が必要だ」と強調した。

 別の捜査幹部は後継団体では麻原死刑囚への帰依が続いていると指摘した上で「死刑によって神格化される可能性があり、信者たちの動きを注視していきたい」と話す。捜査関係者の一人は「団体は表立ったトラブルは起こしていないが、若い信者が入るなど活動はなお活発だ」と警戒した。

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