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【オウム死刑執行】なぜこの時期に執行…?なぜ7人? 慶事・五輪控え年内決着 幹部を先行

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 執行された7人は事件ごとに選ばれたわけでもなく、裁判の確定順でもない。麻原死刑囚は再審請求中だったとみられ、再審請求が考慮されているわけでもない。上川法相は6日の臨時記者会見で、執行された死刑囚の人選について質問されると「お答えは差し控える」と繰り返した。

 ただ、首謀者である麻原死刑囚のほかの6人は、いずれも教団の幹部だった。教団では疑似国家的な省庁制を導入しており、早川紀代秀死刑囚が「建設省」のトップ、新実智光死刑囚が「自治省」トップであったなど、いずれも省庁トップ。13人を同時に執行するのは「施設設備などの関係上、不可能」(法務省幹部)なため、事件で重要な役割を果たした幹部が先行して執行されたとみられる。

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 テロなど不測の事態への備えはどうか。公安調査庁関係者は「麻原死刑囚が神格化されると、遺骨や遺品などは後継団体の正統性を示すために重要になる」と指摘し、「(遺骨などを奪い合う)内部抗争に警戒が必要だ」と懸念する。

 教団では平成12年、麻原死刑囚の奪還を目的に日本国内で連続爆破テロを計画、自動小銃などを準備していたロシア人の動きが発覚している。

 また、近年の公安調査庁の立ち入り検査で、オウム真理教の後継団体「アレフ」内部に、麻原死刑囚が殺人を示唆的に勧めた教義「タントラ・ヴァジラヤーナ」の説法教材が存在することも判明。警察幹部は「危険な体質は消えていない」としている。

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