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全国初、令状取得のGPS捜査裁判 検察が懲役12年を求刑 千葉地裁

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全国初、令状取得のGPS捜査裁判 検察が懲役12年を求刑 千葉地裁

 千葉県警が平成28年、全国で初めて裁判所の令状を取り、捜査対象者が使う車に衛星利用測位システム(GPS)端末を取り付けた自動車盗事件をめぐり、窃盗罪などに問われた住所不定、無職、山本功一被告(43)の論告求刑公判が29日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれ、検察側は懲役12年、罰金50万円を求刑した。判決は8月30日。検察側は論告でGPS捜査について「令状を取得し、条件に従っていった。重大な違法性はなく証拠として排除されない」と述べた。弁護側は最終弁論で「GPS捜査による証拠は排除されるべきだ」として、無罪を主張した。

 当初、公判でGPSの情報は証拠として扱われていなかったが、被告が「捜査で使われた」と述べたため、地裁が昨年12月の判決言い渡しを延期。検察側にGPS捜査の資料の提出を求めた。起訴状によると、他の2人と共謀し、28年9~11月、埼玉、千葉両県で車両計4台を盗んだなどとしている。

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