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ポルシェであおり運転 25歳元医者逮捕から1カ月 なお残る衝撃の跡と見えぬ反省の色

現場に残されたくいは大きく傾いたままだ=21日、神奈川県伊勢原市
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 排気音を響かせ、黒のスポーツカーは1台のバイクを執拗(しつよう)に追い回した-。神奈川県伊勢原市の路上でバイクに幅寄せして転倒させ、運転していた男性を負傷させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)などの疑いで無職の男が逮捕、起訴された。男がハンドルを握っていたのはドイツ製の高級車「ポルシェ」。逮捕から1カ月がたつ今も、現場には衝撃の跡が残されていた。(宇都木渉、写真も)

 4月21日に逮捕された伊勢原市の無職、杉本壮被告(25)=同法違反などの罪で起訴=は3月18日の午後1時45分ごろ、同市三ノ宮の市道で厚木市の男性会社員(45)のバイクにポルシェ「ボクスター」を幅寄せして接触させ、逃走したとされる。男性は道を外れて転倒し、左足を骨折する全治約8週間の重傷を負った。

 わずか5分の間に

 参考までに総輸入販売元の「ポルシェ ジャパン」のホームページによると、最新モデルのボクスターの場合、搭載される2リットルターボエンジンは最高出力300馬力で、停車状態から時速100キロに到達するまでの時間はわずか5・1秒(マニュアル車)という高性能を誇るという。ぶつけられた男性が乗る125ccのスクーターはひとたまりもなかっただろう。

 昨年6月に県内の東名高速道路上で夫婦2人が犠牲になった追突事故をはじめ、このところあおり運転によるトラブルが多発している。捜査関係者によると、今回の事件は杉本被告が路上に車を停車させていたところ、他の車の通行に支障をきたすとして男性から注意を受けたことが発端だった。

 「男性が声をかけてから、事件が起きるまではわずか5分以内。杉本被告はおよそ1キロにわたりあおり運転を行ったとみられ、車の左側面には接触した際についたとみられる傷が残されていた。男性が転倒した場所は道路脇の農地で、ちょうど境界線を示すコンクリート製のくいが埋められていた。これが足にぶつかってけがにつながったが、頭に当たっていたら、亡くなっていた恐れもあった」(捜査関係者)という。

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