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【アメフット】傷害罪、試合中は“治外法権”も「今回は立件可能」 専門家ら「悪質性」に着目 民事では賠償判決も

6日に東京都内で行われた定期戦での問題のプレー。関学大QBがパスを試みるが(上)、不成功となり無防備となった状態(中)に、走り込んできた日大の守備選手が背後からタックルする(下)(関学大提供・背番号を画像加工しています)
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 スポーツの試合中に相手を負傷させる行為について、ルールの範囲内であれば基本的には刑事・民事上の責任が問われることはまれだとされる。特に傷害罪など刑事責任を問うとなれば、故意性があったことを立証する必要があり、立件のハードルは非常に高くなる。プレー中の行為は“治外法権”とも言えるが、今回の悪質タックル問題については、専門家から「これまでにない悪質さ」と立件の可能性を指摘する声も上がる。

 スポーツの世界で、例えばボクシングで相手を殴打しても暴行罪に問われないのは、刑法の「正当な業務による行為は罰しない」という規定が根拠にある。また、プレー中の接触で負傷や事故があっても、わざとではないというのが前提で、違法性は問われないのが基本的な考えだ。

 ただ、フィールド内で発生した悪質な反則行為をめぐって、平成24年に奈良県内で行われたフットサルの試合中、相手チームの選手の首を蹴ってけがをさせたとして、元日本代表選手が傷害容疑の現行犯で逮捕された事例がある。

 スポーツに関する法律問題に詳しい辻口信良弁護士は「故意に相手を負傷させようとする意思があれば傷害罪が成立するし、指示があれば監督、コーチも共謀共同正犯や教唆犯として罪に問われる」と解説する。

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