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【衝撃事件の核心】警視庁、執念の潜行捜査 わいせつ動画投稿男を逮捕 他人のスマホなど使う巧妙手口

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【衝撃事件の核心】
警視庁、執念の潜行捜査 わいせつ動画投稿男を逮捕 他人のスマホなど使う巧妙手口

わいせつ動画投稿スマホ窃盗 わいせつ動画投稿スマホ窃盗

 駅の構内や電車内、エスカレーター…。大勢の人が行き交う公共の場所で撮影されたとみられる動画の中で、男が女性の背後に迫り、自身の性器を露出。あろうことか、そのまま自慰行為に及び、体液を女性の衣服にかける一部始終がおさめられていた。

 昨年5月には「わいせつな動画が出回っている」との内容の情報提供が保安課にもたらされ、同課が捜査に乗り出した。

巧妙に偽装工作か

 だが男は巧妙な偽装工作を行い、捜査の網からその身をかわし続けた。

 他人のスマホを使うだけでなく、インターネット接続する際には都内各所のコンビニエンスストアなどの公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を使用。ネットでの「足跡」を残さないようにして、身元特定を困難にしていた。

 さらに「(撮影場所は)電車内スタジオ」「(体液をかけられた女性は)エキストラ」などのメッセージが動画に添えられることもあり、「スタジオで撮影したように偽装しようとしていた」(捜査幹部)という。

 しかし捜査員の地道な努力により、包囲網は徐々に狭められていく。

 捜査員は、男が使用していたツイッターアカウントの通信履歴を丹念に解析。男が昨年12月、東京都足立区のコンビニのワイファイからネットにアクセスし、自らの“動画コレクション”の一つをアップロードしていたことを突き止めた。

防犯カメラから身元特定

 その後、コンビニ近くにある商店街を歩く男の姿を防犯カメラで確認し、男の特定にこぎつけた。保安課は男のわいせつ動画の投稿を覚知してから約1年が経過した今年4月、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで男を逮捕。男の自宅を家宅捜索し、犯行に使われたスマホも発見した。

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