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拳銃持ち込み病院で診察 警官同行も気付かず 埼玉

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拳銃持ち込み病院で診察 警官同行も気付かず 埼玉

 埼玉県警が逮捕した男の拳銃所持を約10時間も見落としていた問題で、男が拳銃を隠し持ったまま一般の病院で診察を受けていたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。警察官が同行していたが、市民を危険にさらしかねないだけに、県警は経緯の検証や再発防止策の徹底を急ぐ方針だ。

 捜査関係者によると、県警春日部署は3月29日、元交際相手への傷害容疑で住所不定、無職の小枝恭利容疑者(36)を逮捕。同署での取り調べ中、小枝容疑者が体調の悪化を訴え、同日午後6時ごろ、埼玉県春日部市内の病院で診察を受けさせた。腰ひもや手錠はつけたままだったが、この時点で小枝容疑者はまだ実弾7発が入った拳銃1丁を隠し持っていた。

 同署員は小枝容疑者の取り調べ前に衣服の上から身体検査した。しかし、ズボンの内側に隠していた拳銃には気付かず、約10時間後の翌30日未明、留置場に入る前の身体検査で小枝容疑者が上着を脱いだ際、拳銃が見つかった。

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