PR

ニュース 社会

【神奈川県警 若きホープたち】(中)「被害者のため」犯行の瞬間捉える 人身安全対策課事態対処係・千葉奨巡査

Messenger

人の役に立つ仕事

 千葉さんは逗子市出身。幼い頃から水に親しみ、自然と競技の道に進んだ。「つらくても、逃げずに向き合うこと。努力の分だけ結果が出る」と母親に言われて、厳しい練習にも全力で取り組んだ。進学した日本体育大学では、ダイビングを専門にするゼミに所属。競泳の背泳ぎで強化指定選手にまで選ばれた。

 このまま水泳の道に進もうか-。漠然とそんな思いがあったころ、東日本大震災が起きる。被災直後の岩手県にボランティアに行った際に出くわした神奈川県警機動隊の姿に心を打たれた。懸命にがれきを撤去する隊員たち。「人の役に立つ仕事がしたい」と率直な思いが芽生え、警察官を志した。

 実は、現職のストーカー捜査に邁進(まいしん)するきっかけになった事件があった。

初めての事件

 平成27年10月上旬。川崎市内の店舗に勤務していた20代の女性が、客の50代の男から付きまとわれていた。男は女性が別の店舗にいた約1年前から毎日、店を訪れていた。

 女性はそれまでに2度勤務地を変更していたが、男はそのたびに勤務先を割り出して姿を現していた。不安に耐えきれずに女性が通報して事案が発覚。その後の捜査で明らかになったのは、男の異様な執着心だった。

続きを読む

関連ニュース

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ