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【神奈川県警 若きホープたち】(上)鑑識係「逃げ得、許さない」初動捜査の要 交通捜査課交通機動鑑識係・赤石蓉子巡査長

車を調べる県警交通捜査課交通機動鑑識係所属の赤石蓉子巡査長。交通事件捜査において、車種の特定は必須だ=4月10日、横浜市中区海岸通の県警本部
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 凄惨(せいさん)を極める交通事故現場。車の破片が散らばり、道路には激しいブレーキ痕。警察官の無線の音が飛び交う中で現場を調べ、ひき逃げ犯に結びつく「証拠」を拾い上げるのが県警交通捜査課交通機動鑑識係の役割だ。そんな初動捜査の「要」で奮闘するのは、巡査を拝命して6年になる赤石蓉子巡査長(29)。「念願だった」という現在のポストには、昨年3月に就いたばかり。「『逃げ得』は許さない」と、現場から現場へと駆け回る毎日を送っている。(河野光汰)

 赤石さんは青森県出身。平成18年に福岡県で発生した、家族3人が死亡する飲酒運転事故の報道に触れたことで交通部門を念頭に置き、警察官を意識するように。地元の大学を卒業後、「より大きな舞台でやりたい」と本県を選んだ。

 「土台」学ぶ

 24年4月に巡査を拝命し、同年9月に警察学校を卒業すると、初任地として配属されたのは金沢署(横浜市金沢区)。「毎日が緊張の連続だった」と振り返る。

 特に心理的負担を強いられたのは、違法駐車などに代表される交通取り締まりだ。年齢が若いことから理不尽に突っかかってこられたようなケースもあり、言葉の揚げ足を取られることもあった。

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