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男児衰弱死、2審も有罪 インスリン中止指示の男 東京高裁判決

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男児衰弱死、2審も有罪 インスリン中止指示の男 東京高裁判決

 「治療」と称して1型糖尿病を患う小学2年の男児へのインスリン投与をやめるよう両親に指示し、衰弱死させたとして殺人罪に問われた近藤弘治被告(63)の控訴審判決で、東京高裁は26日、懲役14年6月の1審判決を支持し、被告の控訴を棄却した。

 弁護側は「インスリンを定期的に投与しなければ死亡する危険があるとは認識していなかった」と主張。合田悦三裁判長は「母親は、投与を続けなければ生きられないと被告に伝えたと証言している。未必の殺意を認めた1審の判断に誤りはない」と述べた。

 裁判員裁判で審理した昨年3月の1審宇都宮地裁判決によると、今井駿君=当時(7)=がインスリンを投与しないと死亡する恐れがあると知りながら、両親に「インスリンは毒」などと言い、平成27年4月5日ごろから投与中止を指示。同27日に死亡させた。

 両親は保護責任者遺棄致死容疑で書類送検され、起訴猶予処分となっている。

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