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【北朝鮮拉致】救出へ「千載一遇の好機」「具体的な道筋を」 被害者家族、重大局面に期待と不安

政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会で、退席時に横田早紀江さんと握手をする安倍晋三首相(左)。右は横田拓也さん=22日午後、東京都千代田区平河町の砂防会館別館(斎藤良雄撮影)
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 北朝鮮と各国の外交交渉が活発化し、拉致問題解決が重大局面を迎える中で開かれた国民大集会。家族らは被害者の「即時、一括帰国」へ期待を高めるが、実際に膠着(こうちゃく)した局面が打開され、日本政府が被害者救出への具体的な道筋を描けるのか、不安もにじませる。(中村昌史)

 「被害者が帰ってくるのか。いつもそこに焦点をあてている」。冒頭であいさつした家族会代表で田口八重子さん(62)=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(79)は、具体的成果を強く求めた。

 家族は現状を「千載一遇の好機」と受け止める。国際社会の制裁と米国の軍事圧力を受け、北朝鮮は体制維持を最優先に米国、韓国との首脳会談を取り付けるなど融和路線に転じた。米朝首脳会談を前に安倍晋三首相と首脳会談を行ったトランプ大統領は拉致問題提起を明言。「被害者が帰国できるよう最大限の努力をする」と約束した。

 北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を強行して米国との軍事的緊張が高まり、家族会が求めた「今年中の解決」の兆しさえ見えなかった昨年も振り返り、飯塚さんは「ようやく光が見えてきた」と受け止めた。

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