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【東日本大震災】東北学院大 特別授業で「災害で大切な人失う」疑似体験

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【東日本大震災】
東北学院大 特別授業で「災害で大切な人失う」疑似体験

東北学院大で行われた「疑似喪失体験」でカードを机に並べ、語り部の話を聞く関西創価高の生徒ら=仙台市青葉区(塔野岡剛撮影) 東北学院大で行われた「疑似喪失体験」でカードを机に並べ、語り部の話を聞く関西創価高の生徒ら=仙台市青葉区(塔野岡剛撮影)

 高橋さんが実家で母の遺体を見つけ、遺体安置所で父と再会したことを語ると、生徒らは最後に残った1枚のカードを両手で握り、細かくちぎった。

 その後、生徒らはちぎった最後のカードをつなぎ合わせた。金菱教授は「元に戻したカードは息を吹きかけるとばらばらになる。家族の記憶を頭の中で復元しては、ばらばらになってしまう高橋さんの7年間を表している」と語りかけた。

 「家族」と書いたカードを最後まで残したという同高の吉井由美さんは「話を聞き、カードを破っているときは涙が止まらなかった。家族や友人の大切さに気がついた」と話した。

 金菱教授は「災害で大切な人を失うということを自分のこととして捉えられたのではないか」と授業を振り返った。高橋さんは「明日が来るということは奇跡。今、この一瞬を大切に生きていこう」と生徒らに語りかけていた。

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