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旅券返納命令受けたカメラマンの敗訴確定、返納の取り消し認めず 最高裁

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 シリアでの取材を計画し、外務省から旅券返納命令を受けた新潟市のフリーカメラマン、杉本祐一さん(61)が、命令の取り消しを求めた訴訟は、杉本さんの敗訴が確定した。最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)が15日付で、杉本さんの上告を退ける決定をした。

 確定判決によると、過激派組織「イスラム国」(IS)による邦人人質事件の直後だった平成27年2月、外務省は杉本さんの生命に危険が及ぶ恐れがあるとして旅券の返納を命じた。

 杉本さんは、憲法が保障する渡航や報道の自由が侵害されたと主張したが、1審東京地裁判決は「渡航の自由は公共の福祉のために制約を受ける」などと指摘し、渡航を中止させた判断は合理的だと請求を棄却。2審東京高裁も支持した。

 旅券法は生命、身体、財産の保護のため返納を命じることができると定めており、この規定に基づく初の命令だった。

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