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【東日本大震災7年】政府主催追悼式遺族代表 「時期が来たら孫に震災伝える」 小野寺秀俊さん(69)=宮城県東松島市出身

東日本大震災の発生から7年、政府主催の追悼式。宮城県遺族代表の小野寺秀俊さん=(内閣府提供)
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 あの日、私は仙台で用事があるために、午後、妻と車で出かけました。「行ってきます」「行ってらっしゃい。気をつけてね」。それが最後の言葉になるとは、思いもしませんでした。父は翌日、自宅のがれきの下で見つかり、母は4月に不明者の中から、娘が見つけてくれました。

 震災の後、両親の故郷に近い、みなし仮設に移りましたが、そこで、両親に縁のあった方々に、助けられてさまざまな支援をしていただきました。そんな時、おやじの子供で良かったと、何度も涙しました。現在は縁あって松島町に住んでいますが、毎朝庭先にスズメの親子がきてだんらんのおしゃべりをしています。そのほほえましい光景を見ながら東を望むと、野蒜のことが思い出されます。

 朝ご飯の時、みんなで「いただきます」「ごちそうさまでした」と手をあわせた、何でもない普通のことが、本当に幸せで大事なことだと、震災後いつも感じます。震災後に結婚した娘に、両親の生まれかわりのように女の子と男の子が生まれました。その孫が来ると、決まって両親にお参りします。まだ小さいので、震災のことは理解できません。時期がきたら話して伝えていきたいと思います。

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