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【東日本大震災7年】震災の記憶を次に伝える 飯岡地区出身の大学生ら 千葉

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 地震後、母の迎えで外に出たところ、津波は目の前に迫っていた。「もう死ぬのかな」と思わせるほどの巨大な津波は、幸運にも家の数センチ下で止まった。しかし、同中は浸水し卒業式は延期、自宅が半壊した友人も多かったという。

 転機は28年3月。東北3県への震災復興ボランティアに参加する中で、語り継ぐことの大切さを感じた。同時に「地元に恩返ししたい」という考えがこみ上げたという。その思いをSNSにつづり、「協力してなにか飯岡のためにやろうよ!」と呼びかけた。

 同じ思いを持つ友人たちが賛同し、同年5月にプロジェクトが立ち上がった。

 震災の経験を語り継ぐためのイベントを開いたほか、29年7月には児童向けの防災冊子「じしんってなんだろう?」を作成。同市内の小学校15校に約3千部を配布した。

 11日には県や市などが主催する震災7周年追悼式で朗読を行うほか、今後も、小学生を対象に防災教室なども行うという。

■  ■

 防災意識の向上に若い力が果たす意義は大きい。同市は「若い世代が津波の体験を伝えることで、市民の意識もより高まる。特に震災より後に生まれた世代に響くだろう」と見守る。「これからも継続して、後世に体験を伝えてほしい」と期待を寄せる。

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