PR

ニュース 社会

【国税庁長官辞任】「歴史に汚点」「真実知りたい」 就任会見なし、雲隠れ行脚…異例の展開

Messenger

 佐川氏の突然の辞任に庁内には動揺が広がった。「びっくりした。でも国会が空転していたから仕方がない」。ある国税局幹部はため息交じりでこう吐露し、別の幹部は「国税の歴史に残る汚点になる」と肩を落とした。

 2月16日から確定申告の受け付けが始まると、国税庁前などで辞任を求めるデモも行われた。窓口には「税金を払いたくない」といった苦情も寄せられていた。ある国税OBは「確定申告の期間に辞めるのは無責任ではないか」と指摘。国税職員の一人は「森友学園問題であれだけ批判されていた人を長官にしたのが間違い。首相や財務相の責任は重い」と語った。

 佐川氏が長官に就任したのは昨年7月。だが、歴代長官が行ってきた慣例の就任記者会見は「諸般の事情」で開かれなかった。森友学園問題に質問が集中し、批判が再燃することを避けたためとみられる。

 辞任を受け、各地の納税者からも批判や不満が出た。確定申告で名古屋市の税務署を訪れた同市東区の男性会社役員(53)は「真実が知りたい。必ず自らの口で説明してほしい」と注文をつけた。東京都の税務署に書類を取りに来た会社顧問の男性(63)は「長官が辞めても一連の問題が誰の責任なのか分からない」と憤った。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ