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【国税庁長官辞任】「歴史に汚点」「真実知りたい」 就任会見なし、雲隠れ行脚…異例の展開

政府の持ち回り閣議で辞任が決まり、財務大臣室へ向かう佐川宣寿国税庁長官=9日夜、財務省
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 就任以来、一度も報道機関の取材に応じず、公の場に姿を見せてこなかった佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官が9日、辞任した。学校法人「森友学園」問題をめぐる国会答弁に疑義が生じ、新たに財務省の決裁文書が書き換えられた疑惑が追い打ちをかけた。この日も、疑惑の核心には「捜査中」を理由に口を閉ざした佐川氏。説明責任を果たさないままの“退場”に、納税者からは「真実が知りたい」と批判の声が上がった。

 「理財局長時代の対応に丁寧さを欠いた。国会で大きな議論になっていることの責任を感じた」

 9日午後8時50分、財務省2階のエレベーターホール前。麻生太郎財務相との面会を終えた佐川氏は長官就任後、初めて報道陣の取材に応じ、深々と頭を下げた。

 佐川氏は長官の職務を全うしたかを問われ、「途中で辞任しているので全うとは言い切れない」と無念さをにじませた。一方、決裁文書が書き換えられた疑惑については「捜査を受けている立場なので差し控えたい」と繰り返した。

 麻生氏はこれに先だって会見し、「役所の資料の信頼を損ね、騒ぎが大きくなったための引責辞任だ」と説明した。辞任は「残念だ」とも述べ、佐川氏の仕事ぶりに関し「職務を適切に行った。適材適所だと思っている」と強調。自身の任命責任は否定した。

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