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【リニア入札談合】「受け止め淡々」発注者のJR東海幹部 「被害者なのか」と批判も

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【リニア入札談合】
「受け止め淡々」発注者のJR東海幹部 「被害者なのか」と批判も

大成建設元常務執行役員の大川孝被告=3月2日、東京都板橋区(福島範和撮影) 大成建設元常務執行役員の大川孝被告=3月2日、東京都板橋区(福島範和撮影)

 リニア中央新幹線工事の談合事件で大成建設元常務の大川孝容疑者(67)らが逮捕されたことについて、発注者のJR東海の幹部は2日、「淡々と受け止めている。工事を完遂させようと一生懸命やっていくことに変わりはない」と話した。

 JR東海は東京地検特捜部が大手ゼネコン各社を家宅捜索した昨年12月、「公正契約等調査委員会」を社内に設置。再発防止に向けて法令違反をしないよう業者側に誓約させるなどの対策を始めており、広報担当者は「逮捕を受けて新たに決めたことはない」としている。

 一方、同社の労働組合関係者は社内から情報が漏れたとされる疑いに触れ「ゼネコンだけの問題ではなく、JR東海が被害者の立場でよいのか」と批判。業者側ばかりに責任を求めているとして社内体質にも苦言を呈した。

 JR東海幹部は「1円でも安くしようとやってきたが、もっともな批判があれば直していく」としている。

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