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筋弛緩剤事件、再審請求を棄却 仙台高裁 弁護側は特別抗告へ

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筋弛緩剤事件、再審請求を棄却 仙台高裁 弁護側は特別抗告へ

 守大助受刑者  守大助受刑者

 仙台市の北陵クリニック(閉鎖)で平成12年に起きた筋弛緩(しかん)剤点滴事件で、殺人罪などに問われ、最高裁で無期懲役が確定した元准看護師、守大助受刑者(46)の再審請求即時抗告審で、仙台高裁(嶋原文雄裁判長)は28日、請求を棄却した仙台地裁決定を支持、再審を認めない決定をした。弁護団は最高裁に特別抗告する。

 弁護団は、筋弛緩剤の成分が被害者などから検出されたとする警察鑑定は誤りだとして、新たな鑑定を提出。しかし、嶋原裁判長は決定理由で、「根拠が薄弱で、警察鑑定の信用性は揺るがない。成分が含有されていた事実に合理的疑いは生じない」と指摘した。

 決定を受け、弁護団は会見し、「専門家の証人尋問もなく、医学的裏付けのない不当決定」と批判。仙台高検の大図明次席検事は「科学的・医学的知見を踏まえた妥当な判断」とのコメントを出した。

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