産経ニュース

【川崎老人ホーム転落死公判】意見陳述で遺族「極刑を望む」

ニュース 社会

記事詳細

更新

【川崎老人ホーム転落死公判】
意見陳述で遺族「極刑を望む」

 川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で平成26年11~12月、入所者3人が相次いで転落死した事件で、殺人罪に問われた元施設職員、今井隼人被告(25)の裁判員裁判の公判が27日、横浜地裁(渡辺英敬裁判長)であった。被害者3人の遺族がそれぞれ意見陳述し、「極刑を望む」などと訴えた。

 最初に転落死した男性=当時(87)=の長女は、男性が難病を患った妻を15年近く介護していた献身的な人柄について話した上で、「謝罪がない被告人に死刑を望みます」とした。

 2番目に死亡した女性=同(86)=の長男は「被告人が更生できる可能性はゼロだと思う。死刑しかない」と主張。また、3番目の女性=同(96)=の娘は「司法の力を信じています。極刑を望みます」と涙ながらに訴えた。

 今井被告は終始、表情を崩すことはなかった。一方、遺族代理人から「亡くなった入所者に思うことはないか」などと問われると、「(転落から)助けられなかったことについては申し訳なく思う」と話すなど、暗に犯行への関与を否定した。

関連ニュース

「ニュース」のランキング