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冬眠期間のはずなのに…ツキノワグマ?出没 静岡市の山間地

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冬眠期間のはずなのに…ツキノワグマ?出没 静岡市の山間地

 本来は冬眠期間のはずだが、今年に入ってツキノワグマとみられる熊の目撃情報が2件あった。いずれも静岡市清水区の山間地。25日は新東名高速道路の高架下付近で、数百メートル圏内に住宅地や小中学校もあり、清水署は住民らに注意を呼び掛けている。

 25日午後5時半ごろ、清水区清地の興津川で、男性運転手(50)が、車を運転中に河川を歩く体長約1メートルの熊を目撃し、近くの駐在所に届け出た。通報を受け、清水署員らが付近を捜索したが、熊の姿や痕跡は確認できなかった。

 1月10日にも同区杉山地区でも目撃情報があった。

 竜爪山付近から下る?

 県森林・林業研究センターによると、ツキノワグマは広葉樹林帯の標高800~1600メートル付近に生息。今回目撃された熊は、梅ケ島から竜爪山(標高1051メートル)にかけての尾根沿いから下ってきた可能性が高いと指摘する。

 竜爪山は東海自然歩道上にあり、南アルプスや富士山、駿河湾が望める低山。双耳峰の山容が特徴で、家族連れや中高年の登山者に人気のスポットだ。

 ツキノワグマの冬眠期間は、雄が12月下旬から4月初旬で、出産を伴う雌は12月下旬から5月初めまで。ミズナラなどのドングリの実を大量に食べ脂肪を蓄えて冬眠に入り、山菜が芽吹く春に活動を始める。

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