産経ニュース

【川崎老人ホーム転落死公判】検察「心理状態は正常だった」 被告の刑事責任能力が問えると主張

ニュース 社会

記事詳細

更新

【川崎老人ホーム転落死公判】
検察「心理状態は正常だった」 被告の刑事責任能力が問えると主張

 川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で平成26年11~12月、入所者3人が相次いで転落死した事件で、殺人罪に問われた元施設職員、今井隼人被告(25)の裁判員裁判の公判が20日、横浜地裁(渡辺英敬裁判長)であった。今井被告の刑事責任能力についての審理が行われ、検察側は「(今井被告の)心理状態は正常だった」と、刑事責任能力が問えると主張した。

 検察側は「今井被告は軽度の発達障害や知的障害があり、犯行や動機に一部影響している」と前置きした上で、「心理状態は正常だった」などと訴えた。

 また、今井被告の母親が再び出廷。弁護側から「今井被告に障害があるか、確認したことがあるか」と問われると、「小学校の担任教師に『(今井被告は)変わっている』と言われ、客観的に見て変わっているだけだと思った」と説明。逮捕前の今井被告による家族への説明と、公判での主張が異なっていることについて、裁判官が「嘘をつかれたことにならないか」と質問すると、母親は「最後まで(今井被告を)信じたい」と言葉少なに話した。

「ニュース」のランキング