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【熊谷6人殺害】被告、死刑求刑も微動だにせず 核心触れぬまま結審 さいたま地裁

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【熊谷6人殺害】
被告、死刑求刑も微動だにせず 核心触れぬまま結審 さいたま地裁

 埼玉県熊谷市で平成27年9月、小学生2人を含む6人が殺害された事件の裁判員裁判論告求刑公判で、強盗殺人などの罪で起訴されたペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)は、最終意見陳述で佐々木直人裁判長に発言を促されても何も話さず、公判を通じて事件の核心に触れるような発言がないまま結審を迎えた。

 検察側の論告に先立って、妻子3人を亡くした男性(45)は「妻の人生、娘の人生はなんだったのでしょうか。被告人のような人間に殺されるような何かをしたのでしょうか」と訴えた。亡くなった白石和代さん(84)の妹も書面で意見陳述。検察官が「姉のことを考えるとさみしくて辛くて涙が止まりません。死刑を望みます。死刑という言葉では言い表せられない怒りの感情があります」と代読した。

 ナカダ被告は上下とも黒い服を着て、裸足にサンダル姿で出廷。終始うつむき加減で、机に突っ伏すような姿勢を取り続けた。検察側が死刑を求刑した際も動揺した様子はなく、微動だにしなかった。

 最終意見陳述で佐々木裁判長から「最後に何か言っておきたいことがあったら言ってください」と問われたが、ナカダ被告は沈黙。再度発言の有無を確認されても無言を貫いた。

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