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【熊谷6人殺害】妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(3) 「私がそこにいたら」「パパが助けてあげられなくてごめん」

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【熊谷6人殺害】
妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(3) 「私がそこにいたら」「パパが助けてあげられなくてごめん」

ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告 ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告

 また、幼い娘たちはどんなに辛かっただろうか、怖かっただろうかと思います。もしかして、2人一緒にいて、どちらかが殺されるのを見ていたかもしれません。その時、娘たちはきっと「パパ助けて」と叫んだと思います。恐怖で声にできなかったとしても、心の中で叫んだことでしょう。私がそこにいたら助けられたのに、という思いは今でも消えません。なぜ、私はそこにいなかったのでしょうか。美咲、春花、パパが助けてあげられなくてごめん。

 娘たちが通っていた小学校は、私の母校でもありました。今でも校長先生が月命日に墓参りしてくれます。校長先生は、命日や運動会など、折に触れてこの事件のことを生徒に話してくれているそうです。

 支援センターの人たちの力を借りて、何度か亡くなった3人の遺品を整理しました。洋服やランドセルなどを見ると本当に辛いです。自分がおかしくなってしまうのが怖いので、あえてあまり入り込まないようにしている部分があります。

 今、3人が生きていたら、ということをしょっちゅう考えます。今にして思えば、もっと家族に色々なことをしてあげられたのに、という後悔の気持ちしかありません。特に子供たちの将来は本当に楽しみにしていました。私が悪いわけではないのでしょうが、どうしてもそう考えてしまいます。

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