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【熊谷6人殺害】妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(3) 「私がそこにいたら」「パパが助けてあげられなくてごめん」

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【熊谷6人殺害】
妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(3) 「私がそこにいたら」「パパが助けてあげられなくてごめん」

ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告 ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告

 埼玉県熊谷市で平成27年9月、小学生2人を含む6人が殺害された事件で、強盗殺人などの罪で起訴されたペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)の裁判員裁判論告求刑公判。ナカダ被告に妻子3人を殺害された男性(45)は意見陳述で「夜になって誰とも会話をしないので、ひどい孤独感にさいなまれます」などと大きく変わった事件後の生活について語った。詳細は以下の通り。

■事件で変わってしまった私の生活

 事件後は、実家で過ごし、自宅に戻るのに1年かかりました。事件の現場が自宅でしたので、事件直後は、捜査の関係で、しばらく自宅に入ることもできませんでした。警察から自宅に入っていいと言われた後も、現実逃避というか、そこに立ち寄ると色々なことを思い出して怖い、という気持ちがあり、なかなか家に戻れませんでした。家が家族の思い出そのものであり、そこに行くと自分が耐えられないように思いました。

 事件前は、朝6時半頃起きて仕事に行き、夜帰るという生活だったのが、夜は眠れないので、朝も9時頃になってようやく起きられるという感じになりました。食事は妻に全面的に頼っていましたので、妻がいなくなってからは、朝食はお米だけ炊いて納豆で食べたり、レトルト食品で済ませるようになりました。昼食と夕食はほとんど外食になってしまいました。事件前は、煙草は1日10本程度でしたが、今は1箱半くらい吸ってしまいます。

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