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【熊谷6人殺害】妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(2) 「3人を見て、本当に動かない、会話が二度とできないのか」

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【熊谷6人殺害】
妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(2) 「3人を見て、本当に動かない、会話が二度とできないのか」

ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告 ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告

 警察は、次々と私の日々の生活状況について質問してきました。私は気持ちが動転していたので、その時は問われるままに答えましたが、貯金の額まで聞かれて、今にしてみれば、なんでそんなくだらないことを聞くのだろう、という感じでした。

 警察からは何度か「ご遺体の写真を見る心の準備が出来ましたか?」というようなことを聞かれました。私が写真を見たのは、日付が変わった深夜のことでした。3人の顔写真を見せられました。血の気(が)なくて青白い顔で、目をつむっていました。本当に亡くなったのかな、と思いましたが、まだ現実を受け入れられませんでした。

 その後、司法解剖があって、ようやくご遺体と会えたのは、1週間くらいたってからのことでした。亡くなっていると分かっていましたが、その間、私は3人に会いたくてたまりませんでした。

 深谷警察署で、3人が並んでいるところに案内されました。司法解剖されたばかりで、化粧などもされていませんでした。3人を見て、本当に動かない、会話が二度とできないのか、ということを痛感しました。3人とも洋服を着ていなかったので、私は妻の妹と一緒に3人の洋服を買いに行きました。いつも着ていたような、それぞれの好みに合っていそうなものを選びました。辛い買い物でした。

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