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【熊谷6人殺害】妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(2) 「3人を見て、本当に動かない、会話が二度とできないのか」

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【熊谷6人殺害】
妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(2) 「3人を見て、本当に動かない、会話が二度とできないのか」

ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告 ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告

 末っ子らしく甘えん坊で要領がよく、学校ではしっかり者で通っていたようですが、帰宅するといつも姉の美咲にくっついて遊んでいました。妻に似たのか世話好きなところがあって、そういうところに春花の思いやりを感じました。家の中では女の子らしく、妻と一緒に折り紙をしたり絵を描いたり、ビーズ遊びをしたりしていました。手先が器用なところも妻譲りだったと思います。将来の夢は、パン職人でした。

 最後に家族で出かけたのは、事件の2、3週間前でした。秩父へ行き、鍾乳洞や博物館に行きました。まさか、それが最後のお出かけになるとは思ってもみませんでした。

 2人の娘の名前は、妻がつけました。「美しく咲く春の花」ということで、長女が生まれる前から、もし女の子が2人生まれたら、美咲と春花にしたいと言っていました。寒い冬を乗り越えて力強く芽を出し、やがて美しく咲く春の花になる、辛く苦しい時も二人で助け合い、手を取り合えば春の花のように美しい人生になるという願いを込めて。美咲と春花はその願いにこたえ、本当に仲よく助け合って毎日を過ごしていました。その純真な2人の娘を、この被告人は自分の欲望のためだけに殺しました。しかし、美咲と春花の美しい魂は私の心の中に、この世の中に生き続けています。私は絶対に被告人を許すことはありません

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