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【熊谷6人殺害】妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(1) 妻はエンディングノートを書いていました。「結婚してくれてありがとう」 

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【熊谷6人殺害】
妻子3人を殺害された男性の意見陳述詳報(1) 妻はエンディングノートを書いていました。「結婚してくれてありがとう」 

ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告 ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告

■妻の人となりについて

 妻は、とても器の大きな人でした。子供が生まれて夜泣きしても、「赤ちゃんはそういうものよ」と言ってイライラすることはありませんでした。私は妻の包容力に感心しました。

 どんな時も相手の立ち場にたち、「こういうことをしたら喜ぶかな」ということを常に考えていました。人に対する思いやりの気持ちが強く、人や物に対する感謝の気持ちを常に抱いている人でした。誰に対してもいつも「ありがとう」と言っていましたし、自分が愛用するものは長く大事に使っていました。10年ほど前、私が仕事上の人間関係で辛い時期があって悩んでいたのですが、妻は「何があってもついていくよ」と励ましてくれて、それが転機となって転職することができました。私のわがままも飲み込んでくれて、夫婦喧嘩(げんか)はほとんどありませんでした。どちらかというと、私が妻に甘え、妻が私を受け止め、包み込んでくれていたと思います。私は妻を、一人の人間としてとても尊敬していました。

 手芸などの細かい作業が得意で、子供が学校で使う上履き袋なども子供たちが好きな布地を使って手作りしましたし、子供のために手袋を編んだり、私の誕生日に手編みのセーターをプレゼントしてくれました。料理も常にカロリーや栄養のバランスを考えて作ってくれました。子供たちが大好きなメニューは手作りハンバーグでした。メニューのマンネリ化を防ごうと工夫し、例えば鶏の唐揚げに、ネギを甘辛に炒めたものをトッピングしたりして、食卓はいつも華やかで温かみにあふれていました。

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