産経ニュース

不動産コンサルに懲役10年 傷害致死罪を適用 さいたま地裁

ニュース 社会

記事詳細

更新


不動産コンサルに懲役10年 傷害致死罪を適用 さいたま地裁

 債務返済を免れるため知人男性を殺害、遺体を群馬県藤岡市の空き地に埋めたとして強盗殺人罪などに問われた不動産コンサルタント、宮口義弘被告(58)の裁判員裁判で、さいたま地裁は6日、強盗殺人罪の成立を認めず、傷害致死と死体遺棄の罪で懲役10年(求刑無期懲役)の判決を言い渡した。

 高山光明裁判長は判決理由で、被告が事件前後に被害者と会っていたとして「事件への関与が強く推認される」と指摘。その上で殺意は認定できないとした。弁護側の「強盗殺人はしていない」との無罪主張は「被告の供述は不自然で信用できない」として退けた。

 判決によると、被告は単独または氏名不詳者と共謀して平成28年2月3日ごろ、埼玉県春日部市の無職、森重正三さん=当時(73)=を手段不明の暴行で死亡させ、同月5日か6日ごろ、遺体を藤岡市の空き地まで車で運んで埋めた。

 さいたま地検の古谷伸彦次席検事は「主張が認められず遺憾。判決内容を精査して適切に対処する」としている。

「ニュース」のランキング