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「犯情極めて重い」 元シッター、2審も懲役26年 東京高裁判決

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「犯情極めて重い」 元シッター、2審も懲役26年 東京高裁判決

 埼玉県富士見市のマンションで平成26年3月、預かっていた横浜市の男児=当時(2)=を窒息死させたとして、殺人罪などに問われた元ベビーシッター、物袋(もって)勇治被告(29)の控訴審判決公判が30日、東京高裁で開かれた。大熊一之裁判長は「被告の生命軽視の態度は甚だしく、犯情は極めて重い」として懲役26年とした1審横浜地裁判決を支持し、弁護側と検察側双方の控訴を棄却した。

 弁護側は溺死の可能性があるとして殺人などの起訴内容を否認していたが、大熊裁判長は「溺死の可能性は0%」とした医師の証言などから殺人罪の成立を認定した。

 量刑については、「1審判決は犯情の重さの評価に足りない面があった」とする一方、「無期懲役以上でなければ不合理とまではいえない」と述べ、1審判決が軽すぎるとした検察側の主張を退けた。

 判決によると、物袋被告は26年3月、自宅兼保育室として使っていたマンション一室で男児にわいせつな行為をしたほか、鼻や口を手でふさいで殺害。また男児の弟にミルクを与えず重度の低血糖症にさせるなどした。

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