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米軍機、トラブル倍増 平成29年25件、防衛省が調査 「事故減少」と米側

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米軍機、トラブル倍増 平成29年25件、防衛省が調査 「事故減少」と米側

2017年12月、沖縄県宜野湾市の市立普天間第二小学校の運動場に落下した米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリコプターの窓(宜野湾市提供) 2017年12月、沖縄県宜野湾市の市立普天間第二小学校の運動場に落下した米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリコプターの窓(宜野湾市提供)

 小野寺五典防衛相は22日、在日米軍の航空機やヘリコプターによる事故・トラブルが平成29年は25件発生し、28年の11件から2倍以上となったと明らかにした。防衛省で記者団に述べた。同省の調査で判明した。小野寺氏は「ハリス米太平洋軍司令官は(会談の際に)『事故は減少している』と話したが、われわれの把握した内容では増加している」と語った。

 防衛省は「事故減少」とする米側の説明を受けて28年と29年の事故・トラブル件数を整理。米側の認識と食い違う内容の発表には、米側の事故に厳正に対処する政府の姿勢を示す狙いがありそうだ。

 米軍機による事故・トラブルが沖縄県で多発。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設が最大の争点となる2月4日投開票の名護市長選に神経をとがらせていることが背景にあるとみられる。

 防衛省幹部は「ハリス氏の(減少)発言の根拠となった数字を防衛省では把握していない。米側に照会しているが、回答はない」としている。

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