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静岡の干物店強盗殺人事件 1審死刑から無罪主張 弁護側が「新証拠」提出 犯行時間帯の現場付近に第三者の影

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静岡の干物店強盗殺人事件 1審死刑から無罪主張 弁護側が「新証拠」提出 犯行時間帯の現場付近に第三者の影

 静岡県伊東市の干物販売店で平成24年、女性社長と男性従業員を殺害して現金を奪ったとして、強盗殺人罪に問われた元従業員、肥田公明被告(65)の控訴審が、29年11月から東京高裁(大島隆明裁判長)で開かれている。事件は物的証拠が乏しく、1審静岡地裁沼津支部の裁判員裁判は状況証拠から肥田被告を犯人と認定し、死刑判決を言い渡した。しかし、控訴審直前に検察側が捜査報告書を開示。弁護側は「第三者が現場付近にいた可能性を示す新証拠」と位置づけ、「真犯人は別にいる」として改めて無罪判決を求めている。

200点近い証拠開示

 「事件当日に店を訪ねて血まみれの2人を見つけ、怖くなって逃げた」。肥田被告は一貫して無罪を主張している。控訴審の弁護団は検察側に証拠開示請求を3回行ったが回答はなく、29年7月に控訴趣意書を提出。その後、検察側から200点近い証拠が任意で開示されたという。

 このうち弁護団が特に重視するのは、犯行時刻に近い24年12月18日午後9時ごろ「干物店の駐車場前にヘッドライトをつけた車が駐車され、2人の人物が立っていた」「干物店の2階部分に電気がついていた」とする目撃者への聴取報告書だ。実際に、9時10分ごろ、駐車場付近と店舗2階付近に明かりがついているとみられるタクシーのドライブレコーダー画像も開示された。

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