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【疑惑の濁流】メガプロジェクトの闇 「オールゼネコン」のリニア談合解明へ“最強の捜査機関”が動き出した

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【疑惑の濁流】
メガプロジェクトの闇 「オールゼネコン」のリニア談合解明へ“最強の捜査機関”が動き出した

 だが、公取委の幹部は「適正な競争価格で入札されていれば、もっと安全なトンネルや利便性の高い駅が造られた可能性があるなど、利用者のサービス向上に寄与していたかもしれない。今回の事件をやる価値は大いにある」と話す。

談合のほころび

 ゼネコンによる建設談合といえば、受注調整結果に対する強い拘束力があるとされるが、リニア工事をめぐる談合事件では、一部で受注調整がうまくいかなかったという。

 関係者の一人は「大成建設は名古屋新駅ビルのJRゲートタワーで赤(字)を出したが、当然、その地下に造るリニア名古屋駅新設工事を受注することで赤を埋めるものとみられていた」と証言する。

 リニア名古屋駅新設工事は、地下約30メートルに現在の駅とほぼ直角に交わる形で建設される難工事。この工事は大成のJVが受注する予定だったとされるが、実際は2工区に分割発注され、中央西工区は大林組と、発注元のJR東海子会社のジェイアール東海建設などのJVが受注した。JR東海側の意向で「本命」ではなかったJVが逆転受注した可能性があるというのだ。

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