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【疑惑の濁流】メガプロジェクトの闇 「オールゼネコン」のリニア談合解明へ“最強の捜査機関”が動き出した

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【疑惑の濁流】
メガプロジェクトの闇 「オールゼネコン」のリニア談合解明へ“最強の捜査機関”が動き出した

 この工事の受注をめぐり、不正が行われた疑いがあった。

 「非常口新設工事の受注はオセロの角を取るようなもの。トンネル工事受注に向けた一番のキーだ」。リニア関連工事の中で非常口新設を受注する意味は大きいと、ゼネコン関係者が明かす。

 リニアの首都圏、中京圏の都市部計55キロの区間は、公共物を建設しても地上の権利が及ばない大深度地下トンネル(地下40メートル以深)で建設される。この区間は「シールドマシン」と呼ばれる円筒状の大型掘削機で掘り進めるシールド工法が採用された。

 非常口はリニア沿線に約5キロ間隔で設置される予定だが、資材搬入口を兼ね、シールドマシンの掘削起点となる非常口は都市部で計6カ所しかない。

 名城非常口の総工費は約90億円と事業規模は他のリニア関連工事と比べ大きくないものの、シールドマシンの掘削起点となっているため、この非常口の工事を受注すれば、未契約である事業規模が大きい前後の地下トンネル掘削工事も事実上、手中に収めることができるというのだ。

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