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裁判所の所持品検査に反対の意見書提出 仙台弁護士会

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裁判所の所持品検査に反対の意見書提出 仙台弁護士会

 仙台弁護士会は15日、会見を開き、仙台地、高裁で来年1月から行われる予定の所持品検査について、反対する趣旨の意見書を提出したと発表した。仙台地裁では今年6月、法廷内で男が刃物を振り回し、警察官2人がけがをする事件が発生、再発防止のため、所持品検査を行うとしていた。

 検査は来庁者がゲート式の金属探知機を通過した上で、手荷物を開いて所持品を確認する方法で行うとされている。これに対し、意見書は「手荷物を開けるように強制することはプライバシー権と人格権を一部放棄させるに等しい」と指摘。「人権侵害の危険すらはらんでいる」として、別の検査方法などを求めた。

 会見で同会会長の亀田紳一郎弁護士は「裁判所は市民に開かれた場所であるべきだ。安全確保ための検査は必要最小限にとどめなければならない」と説明、「荷物の上からスティック状の金属探知機を当てる方法やX線探知機を使う方法もある。来庁者にとって負担の少ない方法で実施すべきだ」と話した。

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