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山梨・笹子トンネル事故、中日本前社長ら8人書類送検 業過致死傷容疑

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山梨・笹子トンネル事故、中日本前社長ら8人書類送検 業過致死傷容疑

2012年12月、監視カメラのモニターに映し出された中央自動車道笹子トンネル内の天井板崩落現場の様子 2012年12月、監視カメラのモニターに映し出された中央自動車道笹子トンネル内の天井板崩落現場の様子

 9人が死亡、2人が重軽傷を負った平成24年12月の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故で、山梨県警は30日、業務上過失致死傷の疑いで、中日本高速道路(名古屋市)の当時の社長だった金子剛一前社長(74)ら8人を書類送検した。

 送検容疑は、天井板のつり金具を固定するトンネル最頂部のアンカーボルトが緩んで崩落する危険性があったにもかかわらず、事故3カ月前の24年9月の点検時に、必要な対策を怠って事故を引き起こし、トンネル利用者を死傷させたとしている。

 事故をめぐっては、遺族が25年2月、業務上過失致死容疑で金子前社長ら中日本高速の2人と、子会社の前社長ら2人を告訴していた。

 遺族がこの4人に損害賠償を求めた訴訟は、最高裁で遺族敗訴が確定。中日本高速と子会社を相手取った別の訴訟では、横浜地裁が会社側の過失を認め、計約4億4千万円の支払いを命じた判決が確定している。

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