産経ニュース

逃走のベトナム男、ハイ被告に懲役1年求刑 前橋地裁「近隣に大きな不安」

ニュース 社会

記事詳細

更新


逃走のベトナム男、ハイ被告に懲役1年求刑 前橋地裁「近隣に大きな不安」

 今年8月、群馬県大泉町で職務質問を振り切った外国人の男が逃走した事件で、道交法違反(無免許運転)と住居侵入の罪に問われたベトナム国籍で住所不定、無職のグエン・バン・ハイ被告(31)の初公判が24日、前橋地裁(中野哲美裁判官)で開かれ、ハイ被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑、即日結審した。

 検察側は論告で、購入した乗用車を無免許で日常的に運転したとして、「常習性がある」と指摘。オーバーステイなどの発覚を恐れ逃走中に民家に侵入したことについては、近隣住民に「大きな不安を与えた」とした。一方、弁護側は、反省し自ら国外退去する意思を示していると主張。また、侵入する際に破損したフェンス代金10万円を弁償したなどとして、執行猶予付き判決を求めた。

 ハイ被告は8月31日昼、警察官の職務質問を振り切って上半身裸、裸足の状態で逃走、県警は公開手配し周辺の小中学校で集団登下校を実施、部活動を休止するなどの措置がとられた。9月1日夜、埼玉県熊谷市で逮捕されたが、逃走は36時間に及び、延べ510人の捜査員が投入された。

 ハイ被告はベトナムの高校を卒業後、留学生として来日し、平成27年9月から在留資格が切れていた。

「ニュース」のランキング