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米海兵隊員を偽造カード所持で逮捕 警視庁

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米海兵隊員を偽造カード所持で逮捕 警視庁

警視庁本庁舎玄関=2月21日、東京都千代田区(春名中撮影) 警視庁本庁舎玄関=2月21日、東京都千代田区(春名中撮影)

 東京・渋谷の百貨店で偽造クレジットカードを所持していたとして、警視庁が10月、不正電磁的記録カード所持の現行犯で、沖縄県浦添市の米軍基地「キャンプ・キンザー」に所属する海兵隊員の米国籍の男(25)を逮捕していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。市販の器具などを使ってカードを偽造していた疑いがあり、既に同罪で起訴された。カードをめぐる犯罪は近年、増加傾向にあり、捜査当局が警戒を強めている。

 捜査関係者によると、男は10月29日、休暇を利用して勤務地の沖縄から上京。渋谷区内の百貨店にあるブランドショップを訪れ、偽造カードでベルトなどを購入しようとした。カードと本人の言動に不審な点があったことから、店舗従業員が渋谷署に通報し、駆けつけた捜査員が現行犯逮捕したという。

 男は基地の敷地内にある寮に居住。同じ基地に勤務する同僚のカード情報を「スキミング」と呼ばれる手法で盗み出し、市販の器具などで偽造カードを作り、所持した疑いがある。

 警察庁によると、カード犯罪の認知件数は平成19年に5518件で、その後6年連続で減少していた。しかし26年から増加に転じ、28年には前年の1・5倍超の4358件に急増。摘発件数も同年、前年から1・6倍超の3800件に達するなど増加傾向にある。

 捜査関係者は「組織的なものから個人によるものまでカード犯罪の裾野が拡大している」と指摘した。

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