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【北朝鮮船漂着】生存者は27年1月以来、増加の恐れも

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【北朝鮮船漂着】
生存者は27年1月以来、増加の恐れも

秋田県由利本荘市に漂着し、係留された北朝鮮から来たとされる木造船=24日午後、秋田県由利本荘市(福島範和撮影)  秋田県由利本荘市に漂着し、係留された北朝鮮から来たとされる木造船=24日午後、秋田県由利本荘市(福島範和撮影) 

 秋田県の海岸で23日、北朝鮮船が漂着し、8人が保護された。北朝鮮からの漂着船に生存者が確認されたのは、平成27年1月以来となる。海上保安庁によると、北朝鮮籍とみられる船の漂流・漂着は今年に入り22日現在で43件。日本の排他的経済水域(EEZ)にある日本海の「大和堆(やまとたい)」周辺では北朝鮮漁船によるスルメイカの違法操業が続いており、海が荒れる今後、漂着が増加する恐れがある。

 北朝鮮とみられる船の漂流・漂着は28年66件、27年45件、26年65件、25年80件で推移。船体が破損し、乗組員がいない場合も多い。今年は11月に入り、新潟県佐渡市や山形県鶴岡市、青森県深浦町などで、船体にハングル表記がある無人の木造船が打ち上げられているのが見つかっている。

 船内から遺体が発見されたのは29年(22日現在)3件9人、28年2件11人、27年8件27人、26年0件、25年2件4人。一方で生存者は29年(同)、27年、26年に1件ずつで、それぞれ3人、1人、4人が確認された。

 直近では15日、男鹿半島から西約400キロに位置する大和堆のEEZ外側で転覆した小型木造船が見つかり、海上保安庁の巡視船が船底上にいた北朝鮮人3人を救助、海上で北朝鮮漁船に引き渡した。周辺海域ではその後、この船を含む木造船2隻の船内で北朝鮮人とみられる計7人の遺体が見つかった。

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